2020.03.13
【台湾・日月潭】台湾茶の研修旅行に行って参りました!【前編】
お久しぶりです。小売課です!
新型コロナウイルス感染症で、なかなかいつものように外出ができない日が続きますね。
1日でも早く状況が好転しますよう、私たちはまずお客様にできることを見つけ、
一つ一つ進めていき、皆様に御好みのお茶をお届けできればと思います。
★中村茶舗は松江市内・近辺にお住いのお客様に、お茶・茶道具・茶そば等の配達を行っております!
いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
TEL 0120-012-455
FAX 0852-26-3960
※島根県東部、隠岐の島町、鳥取県米子市へも毎月配達を行っております。
***
実は2月中旬に、輸出関連のお仕事でお世話になっている皆様と
台湾へ、台湾茶の研修旅行に行って参りました!
約1週間滞在しましたが、とても濃密なスケジュールで
一度の旅行では体験できないような台湾茶の有名な茶畑・製造工場の見学を各所でさせていただきました!
簡単ではありますが、今回の研修旅行の様子をお伝えします。
台北市から南投県の日月潭へ移動し、まず「魚池茶改場」で茶畑&台湾茶の鑑定を行いました。
★日月潭は台湾で一番大きな湖で、大自然を感じられる避暑地としても有名な場所です。
この日月潭を一望できる標高1000m以上の場所にあるのが「魚池茶改場」です。
ここが建てられたのは、1938年の日本統治時代に遡り、「台湾紅茶の祖」とも言われている新井耕吉郎さん(群馬県ご出身)が中心となり建設されました。
当時に導入したイギリス式の紅茶製茶機械を現在も使用し、製茶・開発を行っています。
★製茶機械はとても重たいため、分解して1つ1つパーツごとで工場まで運んできたそうです!
こちらの工場構造はとてもおもしろく、台湾の気候とお茶作りの過程を生かした仕掛けがたくさんありました!
そして、台湾茶の歴史や種類、特徴を分かりやすく解説した資料館が別館にあり見学をした後、別室にて台湾茶の鑑定を行いました!
***
移動をして、次は「農林日月老茶工場」を見学しました。
こちらの工場は台湾の農林会社が管理を行っており、台湾で採集できる自然の農作物を生かした商品や穀物も売店にて販売されていました。
当時、茶葉を乾燥させるために利用していたフロアは、現在野菜のみのメニューを提供しているレストランになっています。
★下の写真は熱風萎凋(いちょう) を行う場所です。
萎凋(いちょう)とは・・ 摘採後の茶の葉をしおらせて酸化発酵を促すことを指します。 発酵茶の紅茶や半発酵茶の烏龍茶などで行う作業です。
日本統治時代の製造方法を基に、現在も多種類の台湾茶を生産&販売されています!
歴史的にも日本と深い繋がりのある「台湾」。
日月潭は「台湾」と「台湾茶」の魅力がギュッとつまった素敵な場所です!
レポートは後編に続きます♪