/home/kaminaridon/nippon-tea.co.jp/public_html

中村茶舗

◎お買い上げ金額が10,800円以上の場合、送料無料。(松江市内は5,400円以上の場合、送料無料。)※送り先同一に限る

緑茶の消費地「島根」で
皆様の御好みに合った
日本茶を製造販売しております

社長からのご挨拶

皆様こんにちは。島根県松江市のお茶屋・中村茶舗です。この度は素晴らしいご縁をいただき、みなさまに私達が長年製造している日本茶についてお伝えでき大変嬉しく思います。私達は三大和菓子処、緑茶の消費地でもある島根県松江市で138年以上日本茶の製造・販売を続けてまいりました。これまでの中村茶舗の歩み、そしてご愛飲いただいておりますオリジナルブレンドの日本茶について説明をさせていただきます。

4代目社長・中村寿男

中村茶舗について

経営理念

1、心の底からおいしいと感動するお茶
2、日本の伝統文化を継承するお茶
3、お客様の健康を守るお茶を科学・化学・医学的にも追求するお茶の総合食品メーカーを目指します。

中村茶舗のはじまり

中村茶舗は明治17年(1884)に初代中村末吉が宇治の茶問屋中村藤吉本店から分家し、松江の地に茶商を開業したのが始まりです。中村末吉は、全国的にも闘茶(お茶の味を利き分ける技術)でその名が知られており、また大正2年には抹茶を効率よく大量に挽くための日本初の電動石臼を作った発明家でもありました。
 
写真(左)/初代中村末吉
写真(右)/中村藤吉松江支店の頃

茶文化が庶民に広く浸透している街、島根県松江市

島根県松江市は、京都、金沢と並ぶ三大和菓子処です。これは大名茶人である松江藩七代藩主・松平不昧(ふまい)公が茶の湯を極め、「不昧流」という流派を起こしたことで茶の湯文化が庶民に広く浸透したと言われています。松江は抹茶を日常使いとして飲む習慣が残る珍しい地域でもあり中村茶舗はこの独特な茶の湯文化の魅力を広める活動を続けています。
 
写真/日本初の抹茶を挽くための電動石臼(大正二年頃)

松江の茶文化を海外へーー
15年前より日本茶の海外輸出を開始

お抹茶を気軽に楽しむ松江の茶文化や日本茶の魅力をより多くの方に紹介していきたいという思いとともに、4代目は2007年よりタイ・バンコクに日本茶カフェ「Chaho」をオープンしました。弊社オリジナルの抹茶、煎茶、日本茶各種を使用した日本茶カフェは瞬く間にバンコク中でブームとなり東南アジアの抹茶ブームの火付け役としてタイ、日本のメディアに取り上げられました。

日本茶業社として初めて、
タイ王室に御呈茶を。

また、「Chaho」のオープンから1年後の2008年にはタイ王室より「茶とコーヒーの国際展示会」にご招待いただき、ソアンサワリ王妃に御呈茶をさせていただきました。呈茶席では最高級抹茶「菊印 中之白」(30g/20,000円)をお詰めし、国内でも数量限定で製造と販売を致しました。現在「Chaho」はチョンノンシーに1店舗、シーロムコンプレックスに1店舗ございます。
 
写真/日本人として初めてソアンサワリ王妃に御呈茶を

輸出に取り組む優良事業者として国から表彰

2018年には、中国・四国農政局より、中国・四国地方の日本茶専門店として初めて「第1回 輸出に取り組む優良事業者」として表彰を受けました。中村茶舗はこれからも、松江の茶文化を島根県から県外、そして海外へ多くの方に知っていただけるよう活動を続けてまいります。また、時代とともに日本茶の素晴らしさを現在の商品と新たなアクション&商品開発で展開していきます。
 
写真/中国・四国農政局より表彰

中村茶舗にのお茶

色よし、味よし、香りよし。
この3つが揃ってこそ、中村茶舗のお茶です。

島根県は茶葉の生産量が少なく県内産のものだけではとても需要が追いつきませんでした。そんな中、江戸から明治にかけて全国のお茶の味をききわける、闘茶という遊びが流行し初代・末吉はその名士でした。その能力を生かし、中村茶舗は独自の日本茶ブレンド技術を代々受け継いでいます。現在販売している各銘柄の御抹茶・お煎茶は中村茶舗オリジナルブレンドの日本茶になります。

日本茶生産地にて安全でおいしいお茶作りを学ぶ。

日本茶は各生産地の茶園から収穫される農作物です。近年気候変動が加速しており、湿度に敏感な茶の木のために栽培する土地ごとで慎重に土壌作りを行い、その土地に適した栽培方法を見つけ工夫しなくてはおいしいお茶が作れません。中村茶舗は良質な茶葉を選定するため茶産地へ赴き契約農家・取引のある茶園にて茶の木栽培の勉強も行っております。
 
写真/宇治の契約農家で高級抹茶栽培の修行を行う5代目

やわらかい味わいで、日々何杯でも飲める「お茶」

中村茶舗のお茶は銘柄ごとに「味」が決まっております。毎年新茶の時期に、各産地の厳選した茶葉を仕入れ各銘柄が昨年に近い味になるよう、カップテイスターにより日本茶ブレンドを行います。お客様に変わらない味を楽しんでいただくために毎年新茶時期の製造工場は緊張感が漂っております。

煎茶の新茶:4月~5月、抹茶の新茶:6月下旬
新茶販売を開始した銘柄にはそれぞれ新茶シールを貼って販売します。

効率的な設備・独自の技術開発

初代・中村末吉は発明家でもあり大正2年に日本初の電動石臼を発明しました。この地域に住む人々は普段から抹茶を気軽に飲む習慣があり、より多くの方に挽き立ての抹茶をお届けできるよう今日まで務めて参りました。現在もより良い設備を追求し、40台の電動石臼を備えた抹茶工場は世代を超えて受け継がれております。
 
写真/現在の抹茶工場には電動式石臼を40台完備

ご予約いただきますと抹茶工場見学が可能です。
ご予約はこちら

加工過程でも抜かりのない品質管理

ご満足いただけるお茶を提供するために、中村茶舗は2022年に食品安全管理の国際規格であるFSSC 22000を取得。2020年にはイスラム教徒の皆様にも安心して日本茶をお飲みいただけるようMPJAハラルを取得しました。徹底した食品安全管理のもと、安心してお飲みいただけるおいしいお茶を日々製造しております。

小泉八雲関連の活動

2009年10月、ラフカディオ・ハーン生誕の地・ギリシャにて御呈茶を。

2009年は日本とギリシャの外交関係樹立110周年を迎えた年でした。この事を記念しギリシャ・アテネ市アメリカンカレッジギリシャ校にて小泉八雲にちなんだ作品による現代美術展が開催されました。中村茶舗はご来賓の皆様に御呈茶を行い、松江の茶文化についてお話しさせていただきました。会場では松江市出身のアーティスト・米田由美子氏(オランダ、ハーグ在住)の彫刻、川津啓義・八雲会会長の書が出展されました。またオープニング・イベントでは野田正明氏の彫刻《The Open Mind of Lafcadio Hearn》の除幕式も行われました。

2014年7月、小泉八雲没後110周年事業・ギリシャでの国際シンポジウムに参加

ハーンの「オープン・マインド」を解釈する国際シンポジウムを生誕地であるギリシャのレフカダ市で開催されました。会場のレフカダ・カルチャーセンター内に「ラフカディオ・ハーン・ミュージアム」がオープン。中村茶舗はレフカダ市・アテネ市・コルフ島にて御呈茶と抹茶体験を実施し市民の皆様にご参加いただきました。また、松江市出身の俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんによる「小泉八雲・朗読の夕べ」のレフカダ公演、熊本県山都町(旧・清和村)に伝わる人形芝居・清和文楽の「雪おんな」上演などハーンに関する展覧会が同時に開催されました。

2015年10月、ハーンが幼少期を過ごした祖国アイルランドにてついに企画展を実施

2012年からダブリンでの実施を模索してきたオープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーンのプロジェクトは、祖国アイルランドでついに開催されました。ダブリンでは、リトル・ミュージアム独自で企画し、松江の小泉八雲記念館の所蔵品約15点を初めて海外で展示し、ハーンの著作やハーンの写真も展示され、きわめてダブリン市民の関心を引くユニークで魅力的な展示内容となりました。中村茶舗はダブリンシティ大学、トラモア・コーストガード・カルチャーセンターにてアイルランドの皆様に抹茶体験を行いました。

日本茶の種類

美味しいお茶の入れ方

せっかく良質のお茶があっても、そのお茶の入れ方によって味も香りも左右されます。ここでポイントになるのは、お湯の温度です。一般に高級茶ほどぬるま湯で、少ない湯量でゆっくり入れ、下級茶ほど高温で多量の湯を使って短時間に入れます。

お茶は保存が良くないと湿気・臭気などを吸収しやすく、また高温・光線によっても変質しやすいものです。

上手な保存方法
・気密性の高い容器に入れる。
・涼しい場所に置く。(火や暖房から離す)
お茶と冷蔵庫
毎日お召し上がりになるお茶は冷蔵庫に入れないでください。冷蔵庫から出し入れする度に変質します。(冷えたお茶が外気に触れると急速に変質します)
お茶を長期に保存する場合は、缶に入れ密封するなど、他のものの匂いが移らないようにしてから、冷蔵庫に入れます。(冷凍庫はいけません)お召し上がりになる場合は、1日位前に冷蔵庫から出し、お茶の温度が外気の温度と同じになってから開封してください。