2020.03.24
【台湾・日月潭】台湾茶の研修旅行に行って参りました!【後編】
今回は台湾研修旅行の後編です!
最後まで読んでいただけると嬉しいです♪
次に訪れたのは標高1500~1700mのところに茶畑を持つ農家さんの茶園見学でした!
車で移動しましたが、雨の日に訪れるのは困難と思われるほど、道幅が狭く急な坂道でした!
到着すると、綺麗に整えられた茶畑が大自然の中でたくさん育てられていました。
※ちなみに茶畑のある標高1500mの山々のさらに上には、牧場があるそうです。
ここでは、年に3回(4月、7月、11月)茶葉を摘み取っておられます。
移動をして、こちらで育てられた茶葉を仕上げている工場&台湾茶道(茶藝)協会の皆様に会いに向かいました。
台湾茶道(茶藝)とは・・・
1970年代の台湾で生まれたもので、お茶を美味しく淹れたり、美しい技を魅せたりするものです。
日本の茶道のように細かく決まった作法はなく、地域や文化風習によって異なります。
台湾茶道(茶藝)協会の皆様、茶園の皆様はとてもあたたかく迎え入れて下さり、さまざまな質問にもたくさん答えて下さりました。
美味しい台湾茶と素晴らしいおもてなしを誠にありがとうございました!
日本には茶道がありますが、彼女たちも茶藝で台湾茶の魅力を発信しています。
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この日は、もう一人素晴らしい方にお会いしました!
台湾茶のみならず、お茶の素晴らしさを世界に広めるために活動している「講茶学院」を見学しました。
この方は、台湾茶・日本茶・各国のお茶の特徴を初心者でも分かりやすく学べる学校を台湾で3校開校しています。
そして世界各地(ヨーロッパ、アメリカ、南米等)でも40~50人のクラスを
年に何度も開校して、生徒さんを集めています。
初級・中級・上級と学び、テストをクリアしていき、お茶の知識を深め
最後に師範向けのクラスとテストがあり、それをクリアすれば先生として活動をしていきます。
お話を聞いてみると、考え方がとても先鋭的で
今は日本だけでなく、世界でお茶(茶葉)離れが加速しているので
少しでもお茶に興味がある方を仲間にして、お茶文化の素晴らしさをみんなで共有していく環境作りをされています!
日本人のお茶屋としてとても共感できる考え方でした。
機会があれば今度は教室を見学に行きたいですね♪
最後に紹介するのは、最新の台湾紅茶製茶機を導入している
台湾最大の茶葉観光工場「HOHOCHA 喝喝茶」です!
最初に工場内の製茶の過程をガラス越しに見学させてもらい
日月潭で有名な茶種のテイスティングを行いました!
(今回は社長さんの息子さんに淹れてもらました♪)
8~10煎飲める台湾紅茶の素晴らしさを感じつつ、HOHOCHA名物の紅茶漬けゆで卵をいただきました。
卵の甘さと紅茶のやさしい苦みが絶妙な味わいですよ。
日月潭でとても人気な商品なんです!
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いかがでしたでしょうか?
台湾紅茶は現代のユーザーに向けて味づくり&品種作りに取り組んでいる印象を受けました。
お茶の素晴らしさを別の角度から見ることができ、私たち自身も新鮮で、今後の活動に活かしていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます♪
小売課より